おめんたいたい!けんしくんです!
このブログの読者さんについて、グーグルアナリティクスで調べていたところ、外国からのアクセスがあることが判明した。
大変ありがたいことだ。
この場でお礼をさせていただきます。
さて、外国といえば昔ヨーロッパへ剣道をしに行ったことがある。
とても印象深かったのが、日本人よりヨーロッパの剣道家の方が熱心に稽古をしていたことだ。
全体稽古が始まる前の自由時間に、ヨーロッパ人は日本剣道形を自主的に稽古している。
マジで。
日本の稽古場では見たことがない風景だった。
ヨーロッパでは竹刀剣道より、剣道文化の根源である「日本刀文化」をリスペクトしているのかもしれない。
外国人ならではの動きの固さはあるものの、発せられる気迫は当時の自分を圧倒的に上回っていた。
実際に稽古をすると、自分の方が技の種類も多かったし、実際に打つことができた。
しかし、近接したときの真剣な眼差しは狂気を感じるほどだったし(大げさじゃなくてホントにこわい)、
捨て身で打ちかかってくる姿は、真剣勝負そのものだった。
もし竹刀での稽古でなく、真剣での命の勝負なら、戦う以前に逃げている可能性が非常に高い。
そんな経験をしたので、日本に帰ってきてから剣道形をするかと思いきや、やっぱりやらない笑
言い訳すると、刀法について学ぶのはもちろんだが、僕は日本刀と竹刀は別物だと思っている。
斬撃と打撃は違う。
しかし、日本刀が竹刀に進化したという歴史や精神性、文化や取り扱いの方法については理解を深めていきたい。
話をもどそう。
ヨーロッパから帰ってきてからというもの、稽古前の素振りや、剣道形の稽古に対する意欲はとても向上した。
この経験をしてからというもの、日本で稽古するときに外国の方がいると、できるだけ稽古をお願いしたり、話しかけてパワーを分けてもらうよう努力するように努力している。