おめんたいたい!けんしくんです!
剣道がオリンピック競技化しないのはなぜか?
第三段・剣道人口について考えてみよう。
10年ほど前、世界の剣道人口の概要について調べてみたことがある。
うん、詳しい内容は忘れてしまった笑
ただ、2つのことを覚えている。
①柔道と比較して剣道人口の方が多い
②オリンピック競技化の要件は満たしている
*柔道と剣道の人口について
各連盟のホームページからデータを参照すると、
・全日本柔道連盟会員登録者数
(2018年3月31日現在)
14万9,301人
・剣道有段者登録者数
(2020年3月31日現在)
194万8,902人
登録の基準が異なるとはいえ、圧倒的に剣道の方が連盟への登録者数が多い。
ただし、これは日本国内での話であり外国だと柔道の方が多かった気がする。
高校生の部活動も、剣道部のほうが柔道部よりも人口が多かったはずだ。
このデータからわかることは「剣道の人気がない」はウソだということだ。
総務省統計局が出している概算値では、日本の人口は1億2593万人とされている。
全人口の約1.5%(65人に一人くらい)が剣道の有段者ということになり、段を持っていない人も数えると、割と多い印象を受ける。
もちろん、メジャースポーツには数では太刀打ちできない笑
*オリンピック競技化の要件
正確な情報でなくて申し訳ないが、
・世界の○○ヵ所(○大陸)以上で競技されている
・競技人口が○○人以上いる
・世界大会が○回以上開催されたことがある
こんなところだったはずだ。
認知度と人気度が高い競技にオリンピック競技化の資格が与えられるということ。
剣道は、どの要件にも当てはまるのでオリンピック競技への資格はあると、そのとき学んだのを覚えている。
*まとめ
世間一般論として、
「剣道はマイナースポーツだから、オリンピック競技にならないの?」
といわれることがある。
親族からも、あまり親しくない人からも僕が何度も聞かれた言葉だ。
そのたびに持論を展開して、なんだかむなしい気持ちになるが笑
これまで3回にわたって剣道とオリンピックについてざっくりと考えてきた。
おそらくブログを読んでくださった皆さんには、剣道に対するイメージが変化しただろう。
別にそんなことないか笑
マイナースポーツといわれ悔しい思いをしている方が、剣道が世界に誇れる競技だと、少しでも胸を張れる材料になれば幸いだ。
参照
全日本剣道連盟
(https://www.kendo.or.jp/knowledge/)