けんしくんずぶろぐ

おめんたいたい!けんしくんです!

手の内サディスティック

おめんたいたい!
けんしくんです!

「手の内」という言葉を
ご存じだろうか?

日常ではあまり使わないが
「相手の手の内を探る」なんて
使い方をする。

手の内とは、
剣道の技術の一つであり、

語源はここから来て
いるのではないかと
推察される。

一体、手の内とは何か。

これは、刀を手のひらの
中で自由に扱える技術のことだ。

剣道の場合、多くの人が
竹刀を操作するときに、かなり
意識する部分だろう。


剣道で技を放つとき、
実は腕の力だけではなく、

体は無意識に上半身の
あらゆる筋肉を使って竹刀を
振っている。

例えば、面を打つときに
竹刀の先へ、どうやって力が
伝わっているかというと。

まず腹筋に力が入ることで肩を支え、
肩の筋肉が腕を振り上げる
支えとなる。

そして、肘の関節から
手首へ力が伝わり、

最終的に
「手の内」を通じて

竹刀の先へ力が解放
されていくイメージだ。

このとき、手の内が固ければ
竹刀の先へと力が伝わりきらず、
スピードのある力強い打突はできない。

あるいは手の内が柔らかすぎても
竹刀の先に力は伝わらない。
フニャフニャの打ちになる。

指一本一本の力の加減や
右手と左手のバランスが
大事になる。

YouTubeで百秀武道具店の
ウガ店長が解説しているように、
竹刀の先がスパンッと走るような
イメージの手の内を作るのが大切だ。

(https://youtu.be/7JYdR_aLdVo

これを作るためには、
何回も竹刀を振って加減を
確かめながら身につけることになる。

竹刀のスピードが出ない方や
小さい打ち方ができない方は
手の内ができていないことが多くある。

あと、外国人の剣道家
手の内が固く、竹刀の動きに
しなやかさが欠けることが多い。

ストレートで速いように見えるが、
技の決まりは悪いし、打たれる側は
かなり痛い。

もちろん、傾向にあるというだけで
全ての方の話ではないことを
書き添える。

なかなか暑くて稽古場に
訪れる機会も減っていくなかで
エアコンの効いた室内で手の内を
鍛えるというのは効果的だ。

竹刀操作が順調なときは
多少、体が重くても
足が動かなくても
あまり調子の悪さを感じない。

一方、竹刀操作がうまくいかないと
なんかリズムが悪く技も思うように
出せないから調子が悪く感じるものだ。

人それぞれの感覚だとは思うが、
だいたい合っているはずだ。

テレビを見ながらでも
竹刀は振れると思うので、
20~30本くらいでも一日に
手の内を確認してみると、

本格的に稽古を再開した
ときに調子を落とさずに済むかも
しれない。

お試しあれ。