けんしくんずぶろぐ

おめんたいたい!けんしくんです!

こんにちはこんにちはこんにちは。

おめんたいたい!
けんしくんです!

日本では昔から
上下関係が存在する。

もちろん世界中の
どこにでもあるのだが、
日本は特に強い。

なぜかはわからん。


剣道や柔道といった
武道には師匠がいて、
兄弟子(あにでし)がいる。

そうした自分より
上位の者から剣の技術を
学ぶことが多い。

剣を学ぶ代わりに
上位の者に対して
下位の者が礼を尽くす。

その過程で礼儀作法や
上位の者を立てるといった
精神文化が形成されたのだろう。


日本の野球にも
同じような光景が見られる。

サッカーやバスケットには
あまり感じることができない
文化かもしれない。

もちろん、スポーツ全部に
上下関係がないといっている
わけではないことを書き添える。

僕が高校生の頃に所属していた
剣道部には変わった文化があった。


「先輩に挨拶する」


という文化だ。


そんなの当然だと思うだろう。


しかし、一人一人に挨拶を
しなければならないのだ。


そんなのも当然だと思うだろう。


「一人一人」というのは、
例えば先輩方が三人一緒に
歩いていると、

なんと三人分、
それぞれに挨拶を
しなければならないのだ。

シンデレラが散歩中、
動物たち一匹一匹に
声をかけるかのように。


休み時間で教室移動などが
あると先輩に会う。

こちらも剣道部の友達と
歩いていることが多いから、

「こちらの人数×先輩」の分、

「こんにちは」の大合唱だ。

向こうが三人で
こちらが二人の場合は6回。

向こうが二人で
こちらが五人の場合は10回。

たまに自分の学年の
剣道部がまとめて先生から
集合をかけられた場合、

職員室へ向かうまでの間に、
学校の廊下では剣道部による
小さなミュージカルが開演する。

先輩たちとすれ違うときは
タイトル「こんにちは」の
挿入歌が流れる。

しかも、先輩たちが
通りすぎる前に挨拶を
終えなければいけないから、

みんな高速でボウズ頭を
ヘドバンしなくてはならない。

(ヘドバンを知らない方はこちら)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%B0


果たしてこれが
社会に出て役に立つ
上下関係だったかは
今も疑問である。


このように、
上下関係も方向を間違えると
喜劇になってしまう。

互いに尊敬し、
師は弟子に歩み寄り、
弟子は師を尊重する。

剣道でひんぱんに
用いられる「礼」の精神を
間違えた形で覚えないように
気を付けよう。